通信制か通学制どっちがいいか説明する【大学選び】

こんにちは。社会人大学生の黒野です。

大学選びにおいて、通信制大学か通学制かで迷う人もいると思います。

本記事では、現役通信大学生で社会人歴10年以上の私の目線からこの疑問についての見解を述べます。

大学選びの参考にしてみてください。

当ブログは正社員として働きながら法政大学の通信制で大学生をしている私が勉強について情報発信するブログとなっています。

まず、結論をいうと「基本は通学制の方がいい」と考えます。

ただし、人によっては通信制の方がいい場合もある。というのが私の見解です。

では、それぞれのメリット、デメリットを見ていきましょう。

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通学制のメリット

通学制を選ぶメリットはこちらです。

  1. 無難である
  2. 経験になる
  3. 人脈ができる
  4. 卒業率が高い

①無難である

まず、通学制は無難です。一般的に大学といえば通学制で、他者からの評価的に無難です。

これは就活において有利に働く確率が高いです。

採用する側の気持ちになるとわかりやすいです。採用担当としては、採用に失敗すると自分の評価につながる。また、企業としては採用にはコストがかかるので極力失敗したくない。

つまり、無難な方を選ぶことにインセンティブが働くわけであります。

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②経験になる

また、キャンパスライフという経験になります。

私は高卒社会人なので憧れる部分でもあります。

人生は経験をすることが目的とすれば、かなりのメリットと考えることもできます。

③人脈ができる

通学制は現地で学習することになるので、通信制に比べて人脈ができる確率が高いです。

社会人になると友達は本当に作りにくいです。

でも人生において他者との交流は幸福にも実益にもつながることから重要といえます。

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④卒業率が高い

これは大学にもよりますが、基本的に通信制大学は卒業率が低いので相対的に通学制は卒業率は高いです。

学習方法の違い、入試で卒業可能なレベルが選定されていることが要因かと思います。

通学制のデメリット

では、通学制のデメリットはこちらです。

  1. 通学する必要がある。
  2. 人間関係がある。
  3. 学費がかかる。

①通学する必要がある。

通学制は授業に出席する必要があり、社会人との兼業は厳しくなります。

また、通学に時間がかかるのもネックです。

時間は有限で時間的価値を考慮する必要があります。

②人間関係がある。

コミュニケーションが苦手な人にとっては大学というコミュニティに属す必要があるのはネックになります。(私もコミュ障なのでこれは大きなネックの一つです)

③学費がかかる。

通信制と比べた場合に、学費が高い傾向です。

大体約4倍くらい高いです。(学校により異なる)

以上、通学制のメリット、デメリットはこんなところです。

通信制のメリット

では、通信制のメリットを見ていきます。

  1. 通学しなくても良い。
  2. 人間関係がない。
  3. 働きながらできる。
  4. 入試がない。
  5. 学費が安い。

①通学しなくても良い。

通信制は基本は通学が不要で、自宅での学習がメインです。

スクーリングという通学する制度があり、30単位以上をスクーリングでとる必要がありますが、メディアスクーリングというネット上でスクーリングが可能な大学もあります。

通学の時間的、金銭的コストが少なく済みます。

②人間関係がない。

煩わしい人間関係がないので、楽です。

コミュ障にとってはありがたい環境ですw

③働きながらできる。

正社員をしながらでも可能なので、社会人でも大学生になれます。

大学生をしながら、正社員や個人ビジネスをすれば実績とスキルを並行して獲得できます。

④入試がない。

基本は入試がないので、現時点の学力よりも上の大学も目指すことが可能です。

もちろんその分卒業が大変にはなるので注意です。

⑤学費が安い。

大体の目安としては100万円くらいが目安です。

私の所属している法政大学も卒業までに100万ほどという情報もあります。

通学制と比べてかなり安いです。

通信制のデメリット

では、デメリットを見ていきます。

  1. 就活でよく思われない。
  2. 自己管理ができないと卒業は難しい。
  3. 交流が薄い。
  4. 教授との関わりが薄い。

①就活でよく思われない。

先に述べたように採用する側からすれば安牌を取りたいのです。

あえて通信制を選んだのに対してネガティブな印象を持たれる確率が高いです。

②自己管理ができないと卒業は難しい。

通信制の学習は基本的には自己学習です。

科目選択から単位取得まで全部自分で調べて実行する必要があります。

大学にもよりますが法政通信の場合だと、毎日勉強できて、全然わからなくても、成果が出なくても諦めずに自分から学びたいと思う気持ちがないと卒業は難しいです。

しかもそれを4年間継続しないと卒業できないので自己管理ができる人じゃないと卒業は難しいです。

実際に通信制の大学は卒業率が低いことが有名です。

③交流が薄い。

通学制と比べて学生同士の交流は少ないです。

人脈を作るという観点からいうとデメリットではあります。

④教授との関わりが薄い。

学習について教授に気軽に質問することが難しいです。

メールなどでしか質問ができないので、柔軟に詳細に疑問を解決することが難しい場合が多いです。

私の場合は、メールで聞くことが面倒だったり、質問するくらいだったらネットで調べられるので質問したことはないです。

以上、通信制のメリット、デメリットでした。

まとめ

以上、まとめると基本は通学制の方が無難です。

もちろん通信制にもメリットがあるので、社会人なら通信の方がメリットが大きい人が多いと思います。

就活予定の学生のかたには正直、通学制の方がおすすめです。

ただ、就活予定の学生だけどどうしても通信制にいきたいかたは、就活の面接で通信制を選んだ理由を聞かれた時に、正当な理由を作ることを推奨します。

でもそれってなかなかないと思うんですよね。

なので実績やスキルを獲得しておいてそこをアピールするしかないと思います。

社会は思っている以上に冷酷です。救いはないと思った方がいいです。。

通信制を卒業することで得られるものもある

あと、通信制の学習は自分の力で大学の学習をするので、勉強においてのさまざまな能力の莫大な向上が狙えます。

それは人生において非常に重要な影響があるものです。

なのでまとめると、個人的には就活予定の学生は通学制、社会人には通信制がおすすめです。

もちろん人それぞれ状況も目標も異なるのであくまでも参考までにお願いします。

以上、参考になれば幸いです。

黒野でした。

 

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