私は現在、通信制の大学で大学生をしています。
最近よく目にするんですが、10時間勉強!などの圧倒的な勉強時間こそ正しい!みたいな風潮。
これについての私の考えを述べたいと思います。
ちなみにchatGPT先生にも聞いてみたのでそれも含めて紹介していきます。
結論を言うと、私は10時間勉強は必ずしも正し事ではないと思っています。「自分が楽しめる、継続できる方法こそが最適解!」だと思っています。
当ブログは勉強好きな社会人大学生の筆者が勉強をもっと好きになれる情報を発信するブログとなっています。
長時間勉強について
まず、私は勉強することは好きなのですが、10時間などの長時間勉強は基本的にはやってません。
日々の勉強ノルマとして最低3時間以上を設定して勉強をしています。
大体月に100時間以上くらいって感じです。
なのでそういった勉強ガチ勢からすると全然ダメと思われるかもしれませんが、自分としてはこれでいいと思っています。
ノルマクリアさえしてればいい
私のスタイルは勉強にハマり始めた頃から変わらず、毎日とにかくノルマをクリアすればOKというスタイルです。
そしてそれで大学の単位もハイペースで取れていて、成績も悪くないほうだと思います。
そして大事なのはノルマ設定を毎日問題なく継続できる程度を見極めて設定することです。
毎日できることは継続できるし、毎日できないことは継続できないんですよ結局。
たとえば働きながらの場合だったら、平日2時間、休日5時間などにして実現可能なペースを設定するのが大切です。(これは私が正社員兼通信大学生だった頃のノルマ設定です)
長時間は継続可能なのか
10時間などの長時間勉強はたしかに継続できたら大きな結果を得られるかもしれません。
でも、果たして毎日10時間勉強が可能な人はいるのでしょうか。
多くの人は難しいと思います。
なのでそれが可能な人ならば長時間勉強はありだと思います。
でもそれが大変な人は長時間勉強をしなくてはいけないと思ってしまうと勉強自体を諦めてしまう可能性があります。こうなってしまうと勿体無い。
じゃあ、局所的にここぞというときに長時間勉強するのはどうかというと、これはありだと思います。テスト前日だったりとかなら。
でも、個人的にはやはり毎日継続できる時間でとにかく毎日やることが何より結果が出ると思います。
そもそも効率的にいいのか問題
私が勉強していて感じていることなのですが、勉強をしているとどうしてもだんだん集中力が落ちてきてしまいます。
おそらく、脳も疲労するし、経済学でいう効用逓減の法則のような状態なのではないかと思ったんです。
つまり、勉強時間はある程度を過ぎるとだんだんと勉強効率が落ちてしまうと。
チャットGPTに聞いてみた
そこでチャットGPT先生に質問してみました。
結果は、私の推測は理にかなっているとのことでした。
たしかに脳も疲労し、時間をかけるほど時間あたりの学習効果は減少する傾向があるとのことでした。
その理由としては、
- 脳の活動限界
→脳は長時間稼働すると神経活動が鈍くなり、情報処理の精度が低下する。 - ワーキングメモリの限界
→短期的に処理・保持できる情報量には限界があり、それを超えると飽和状態になり新たな知識が入りにくくなる。 - 集中力の持続時間の限界
などがある。
一番効率がいい勉強時間は?
これもチャットGPTに聞いてみると、結論「1日に4〜6時間」とのことでした。
なのでもし、これを超えて10時間などやりたい場合は集中力が必要な勉強を避けた復習や問題整理などをするのに充てたほうがいいわけですね。
ちなみになぜ1日4〜6時間という数値になるかというと、
- 集中力の限界:ウルトラディアンリズム
Kleitman, N. (1963) のリズム研究によると90分×3セット=4.5時間が1日の深い集中の上限とされる。 - ディープワークの限界
カール・ニューポート(Cal Newport)『Deep Work』によると、人間が高密度な知的作業(勉強や創造的思考)に使える時間は 1日4時間が限界。これを超えると、質的なアウトプットが急激に低下する。 - 実績例
アインシュタイン、ダーウィンなどの複数の研究者は「1日4時間程度の集中作業」を日課にしていた記録があり、作業時間よりも深い集中と長期間の継続が大切という傾向がある。
とのことでした!
とにかく継続が命!
ここまで長時間勉強を否定してきましたが、私としては結論「自分が楽しめる、継続できる方法こそが最適解!」だと思っています。
だから人によっては、10時間勉強を楽しく毎日でも一生できる!っていう人もいるかもしれません。
そういう人は全然ありだと思っています。
結局、どれだけの期間継続できるかの勝負でしかないのです。
もちろん受験とかになれば話は変わってくるのかもしれませんが、私がやりたいのもおすすめしたいのもそういった競争を目的とした勉強ではなく、あくまでも知識を探求するという意味での勉強なので、どれだけの期間継続できるかしかないのです。
そして、長時間勉強できて、それが最良の結果を生み出せるという人はたまたまそうした素質を持っていただけなんです。
で、そうじゃない人はダメなのかというと全然そうじゃなくて、自分にあった勉強スタイルをやればいいだけなんですよ。
でも、今の風潮だと長時間勉強しないとダメ的な空気があって、それは毒だと思います。
長時間勉強が合わない=結果でないではない!さっきのエビデンスにもあるように長時間やらなくても毎日継続さえしてれば結果を出せる人もいる。
毎日継続は脳を作り変える
勉強の大きな成果のひとつには思考の流れを変化させるというのがあると考えてます。ひと言でいえば身体で覚えるみたいな感じです。
経済学だったら物事を自動的に経済学的視点から考えることができるようになる感じです。文章の書き方・読み方だってそうです。論文なんて最初は全く書けなかったし読むのもしんどかったはず。でも毎日ずっとやってるといつの間にかできるようになってくるんですよね。これが毎日継続することで得られる大きな成果だと思います。
付け焼き刃の知識じゃなくて、脳の構造から作り変わってるっていうことです。
生涯学習が最強説
長時間勉強を頑張ってる人って、大体が何かしらの目標のために勉強してる人がほとんどだと思います。
たしかにそれはそれで素晴らしいことだと思います。
ただし、それだとその目標がなくなったとき、たとえば目標を達成したあとなどには勉強する意味がなくなってしまう。
仮に達成してなくても、何かしらの動揺(目標が達成できないと思ってしまう出来事など)してしまう。
でも勉強すること、知識を探求することその行為自体を楽しめる人、生涯学習者は淡々と楽しみながら毎日勉強し続けられるんですよ。
それこそが最強の結果を生むんじゃないかと思ってしまいます。
なんならそういう人だったら仮に結果が出なくても勉強してること自体が楽しいから問題ないというどうあっても最良の結果につながるという最強説を唱えたいですw
あと、人生ってある程度目標を達成してからのほうが長い気もしますしねw
ということで私は今後も楽しみながら勉強を頑張っていきたいと思います!
以上、参考になれば幸いです。
質問はYouTubeのコメント欄から募集してるのでよろしくお願いします。
黒野でした!